summaryrefslogtreecommitdiff
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mode:
authorshela <shelaf@users.noreply.github.com>2020-08-01 11:08:43 +0900
committerGitHub <noreply@github.com>2020-07-31 19:08:43 -0700
commitf8a24013700d58c1818e9bec7dd6195d0225a474 (patch)
treee3071437decf03854ec1519e4f5c267a6e6ec218 /docs/ja/newbs_flashing.md
parent3f2521115d7d6e2bb5e221c34a636f9e5af80358 (diff)
downloadqmk_firmware-f8a24013700d58c1818e9bec7dd6195d0225a474.tar.gz
qmk_firmware-f8a24013700d58c1818e9bec7dd6195d0225a474.zip
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* Update Japanese translation of newbs_flashing.md. * Update docs/ja/newbs_flashing.md
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-rw-r--r--docs/ja/newbs_flashing.md375
1 files changed, 51 insertions, 324 deletions
diff --git a/docs/ja/newbs_flashing.md b/docs/ja/newbs_flashing.md
index a407066a54..3e1529706e 100644
--- a/docs/ja/newbs_flashing.md
+++ b/docs/ja/newbs_flashing.md
@@ -2,27 +2,53 @@
<!---
grep --no-filename "^[ ]*git diff" docs/ja/*.md | sh
- original document: ed0575fc8:docs/newbs_flashing.md
- git diff ed0575fc8 HEAD -- docs/newbs_flashing.md | cat
+ original document: 0.9.44:docs/newbs_flashing.md
+ git diff 0.9.44 HEAD -- docs/newbs_flashing.md | cat
-->
カスタムファームウェアは出来たので、キーボードに書き込みたくなるでしょう/フラッシュしたくなるでしょう。
+## キーボードを DFU (Bootloader) モードにする
+
+カスタムファームウェアを書き込むには、最初にキーボードを普段とは違う特別な状態、フラッシュモードにする必要があります。
+このモードでは、キーボードはキーボードとしての機能を果たしません。
+ファームウェアの書き込み中にキーボードのケーブルを抜いたり、書き込みプロセスを中断したりしないことが非常に重要です。
+
+キーボードによって、この特別なモードに入る方法は異なります。
+PCB が現在 QMK、TMK、PS2AVRGB (Bootmapper Client) を実行しており、キーボードメーカーから具体的な指示が与えられていない場合は、次を順番に試してください。
+
+* 両方のシフトキーを押しながら、`Pause` キーを押す
+* 両方のシフトキーを押しながら、`B` キーを押す
+* キーボードのケーブルを抜いて、スペースバーと `B` を同時に押しながら、キーボードを再び接続し、1秒待ってからキーを放す
+* キーボードのケーブルを抜いて、左上か左下のキー(通常は Escape か左 Control)を押しながらキーボードを接続する
+* 通常、PCB の裏側に付けられている物理的な `RESET` ボタンを押す
+* PCB 上の `RESET` か `GND` のラベルの付いたヘッダピンを探し、PCB 接続中にそれらを互いにショートする
+
+上記を全て試してもうまくいかず、基板のメインチップに `STM32` と表示されている場合、これは少し複雑になる可能性があります。通常、最善の方法は [Discord](https://discord.gg/Uq7gcHh) で助けを求めることです。おそらく基板の写真をいくつか求められるでしょう。あらかじめそれらを準備することができれば物事を進めるのに役立ちます!
+
+それ以外の場合は、QMK Toolbox で次のような黄色のメッセージが表示されます:
+
+```
+*** DFU device connected: Atmel Corp. ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
+```
+
+そして、このブートローダデバイスはデバイスマネージャーやシステム情報.app、`lsusb` にも表示されます。
+
## QMK Toolbox を使ってキーボードに書き込む
キーボードに書き込む最も簡単な方法は [QMK Toolbox](https://github.com/qmk/qmk_toolbox/releases) を使うことです。
ただし、QMK Toolbox は、現在は Windows と macOS でしか使えません。
-Linux を使用している場合(および、コマンドラインでファームウェアを書き込みたい場合)は、下の方で概説する[方法](ja/newbs_flashing.md#flash-your-keyboard-from-the-command-line)で行なう必要があります。
+Linux を使用している場合(および、コマンドラインでファームウェアを書き込みたい場合)は、[コマンドラインからキーボードを書き込む](#flash-your-keyboard-from-the-command-line)節まで進んでください。
### QMK Toolbox にファイルをロードする
まず QMK Toolbox アプリケーションを起動します。
Finder またはエクスプローラーでファームウェアのファイルを探します。
-ファイル名は `.hex` または `.bin` のどちらかの形式です。
+キーボードのファームウェアは `.hex` または `.bin` のどちらかの形式です。
ビルド時に QMK は、キーボードに適した形式のものを `qmk_firmware` のトップフォルダにコピーしているはずです。
-Windows か macOS を使用しているときは現在のファームウェアフォルダをエクスプローラーか Finder で簡単に開くためのコマンドがあります。
+Windows か macOS を使用している場合、現在のフォルダをエクスプローラーか Finder で簡単に開くためのコマンドがあります。
#### Windows
@@ -36,365 +62,66 @@ start .
open .
```
-ファームウェアファイルは常に以下の命名形式に従っています。
+ファームウェアファイルは常に以下の命名形式に従っています:
```
<keyboard_name>_<keymap_name>.{bin,hex}
```
-例えば、`plank/rev5` の `default` キーマップのファイル名は以下のようになります。
+例えば、`plank/rev5` の `default` キーマップのファイル名は以下のようになります:
```
planck_rev5_default.hex
```
-ファームウェアファイルを見つけたら、QMK Toolbox の "Local file" ボックスにドラッグするか、"Open" をクリックしてファームウェアファイルを指定します。
-
-### キーボードを DFU (Bootloader) モードにする
-
-ファームウェアを書き込むには、キーボードを普段とは違う特別な状態、フラッシュモードにする必要があります。
-このモードでは、キーボードはキーボードとしての機能をはたしません。
-ファームウェアの書き込み中にキーボードのケーブルを抜いたり、書き込みプロセスを中断したりしないことが非常に重要です。
-
-キーボードによって、この特別なモードに入る方法は異なります。
-キーボードが現在 QMK または TMK を実行しており、キーボードメーカーから具体的な指示が与えられていない場合は、次を順番に試してください。
-
-* 両方のシフトキーを押しながら、`Pause` キーを押す
-* 両方のシフトキーを押しながら、`B` キーを押す
-* キーボードのケーブルを抜いて、スペースバーとBを同時に押しながら、キーボードを再び接続し、1秒待ってからキーを放す
-* 基板(PCB)に付けられている物理的な `RESET` ボタンを押す
-* PCB 上の `BOOT0` か `RESET` のラベルの付いたヘッダピンを探し、PCB 接続中にそれらを互いにショートする
-
-うまくいけば、QMK Toolbox に次のようなメッセージが表示されます。
-
-```
-*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap disconnected -- 0xC1ED:0x2390
-*** DFU device connected
-```
+ファームウェアファイルを見つけたら、QMK Toolbox の "Local file" ボックスにドラッグするか、"Open" をクリックしてファームウェアファイルが格納されている場所を指定します。
### キーボードへの書き込み
-QMK Toolbox の `Flash` ボタンをクリックします。
-次のような出力が表示されます。
+QMK Toolbox の `Flash` ボタンをクリックします。次のような出力が表示されます。
```
-*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap disconnected -- 0xC1ED:0x2390
-*** DFU device connected
+*** DFU device connected: Atmel Corp. ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
*** Attempting to flash, please don't remove device
->>> dfu-programmer atmega32u4 erase --force
+>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 erase --force
Erasing flash... Success
Checking memory from 0x0 to 0x6FFF... Empty.
->>> dfu-programmer atmega32u4 flash /Users/skully/qmk_firmware/clueboard_66_hotswap_gen1_skully.hex
- Checking memory from 0x0 to 0x55FF... Empty.
- 0% 100% Programming 0x5600 bytes...
+>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 flash "D:\Git\qmk_firmware\gh60_satan_default.hex"
+ Checking memory from 0x0 to 0x3F7F... Empty.
+ 0% 100% Programming 0x3F80 bytes...
[>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
0% 100% Reading 0x7000 bytes...
[>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
Validating... Success
- 0x5600 bytes written into 0x7000 bytes memory (76.79%).
->>> dfu-programmer atmega32u4 reset
+ 0x3F80 bytes written into 0x7000 bytes memory (56.70%).
+>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 reset
-*** DFU device disconnected
-*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap connected -- 0xC1ED:0x2390
+*** DFU device disconnected: Atmel Corp: ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
```
## コマンドラインでファームウェアを書き込む :id=flash-your-keyboard-from-the-command-line
これは、以前のものと比較して非常に単純になりました。
-ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
+ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いて書き込みコマンドを実行します:
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:flash
+ qmk flash
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev5 planck のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
+もし CLI でキーボードやキーマップ名を設定していない場合や、複数のキーボードを持っている場合、キーボードとキーマップを指定することができます:
- make planck/rev5:xyverz:flash
+ qmk flash -kb <my_keyboard> -km <my_keymap>
-これにより、キーボードの構成が確認され、指定されたブートローダに基づいてキーボードへの書き込みが試行されます。
-これはあなたがキーボードが使用するブートローダを知る必要がないことを意味します。
-コマンドをただ実行して、コマンド自身に難しい処理を任せます。
+これはキーボードの設定を確認し、指定されたブートローダに基づいて書き込もうとします。これはどのブートローダをキーボードが使っているか知る必要がないことを意味します。単にコマンドを実行し、コマンドに重い仕事をさせましょう。
ただし、これはキーボードごとに設定されているブートローダに依存します。
-もしこの情報が設定されていない場合、または使用しているキーボードのファームウェアの書き込みにサポートしていないターゲットが設定されている場合、次のエラーが表示されます。
+もし、この情報が設定されていない場合、または、使用しているキーボードが、ファームウェア書き込みでサポートされているターゲットを持っていない場合、次のエラーが表示されます:
WARNING: This board's bootloader is not specified or is not supported by the ":flash" target at this time.
-この場合、あなたは明示的にブートローダを指定する方法を使わなければなりません。
-
-ブートローダは主に 5 種類のものが使われています。
-Pro Micro とそのクローンは Caterina を、Teensy は HalfKay を、OLKB の AVR ボードは QMK-DFU を、その他の ATmega32U4 ボードは DFU を、そして多くの ARM ボードは ARM DFU を使います。
-
-より詳しいブートローダの情報は、[Flashing Instructions and Bootloader Information](ja/flashing.md) にあります。
-
-使用しているブートローダがわかっているならば、ファームウェアをコンパイルするときに、実は `make` コマンドにブートローダを指定するテキストを追加して、書き込みプロセスを自動化できます。
-
-### DFU
-
-DFU ブートローダの場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
-
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:dfu
-
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev5 planck のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
-
- make planck/rev5:xyverz:dfu
-
-コンパイルが終了すると、以下の出力になるはずです。
-
-```
-Linking: .build/planck_rev5_xyverz.elf [OK]
-Creating load file for flashing: .build/planck_rev5_xyverz.hex [OK]
-Copying planck_rev5_xyverz.hex to qmk_firmware folder [OK]
-Checking file size of planck_rev5_xyverz.hex
- * File size is fine - 18574/28672
- ```
-
-ここまでくると、ビルドスクリプトは5秒ごとに DFU ブートローダを探します。
-デバイスが見つかるか、あなたがキャンセルするまで、以下を繰り返します。
-
- dfu-programmer: no device present.
- Error: Bootloader not found. Trying again in 5s.
-
-これを実行したら、コントローラーをリセットする必要があります。
-そして下のような出力が表示されます。
-
-```
-*** Attempting to flash, please don't remove device
->>> dfu-programmer atmega32u4 erase --force
- Erasing flash... Success
- Checking memory from 0x0 to 0x6FFF... Empty.
->>> dfu-programmer atmega32u4 flash /Users/skully/qmk_firmware/clueboard_66_hotswap_gen1_skully.hex
- Checking memory from 0x0 to 0x55FF... Empty.
- 0% 100% Programming 0x5600 bytes...
- [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
- 0% 100% Reading 0x7000 bytes...
- [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
- Validating... Success
- 0x5600 bytes written into 0x7000 bytes memory (76.79%).
->>> dfu-programmer atmega32u4 reset
-```
-
-?> `dfu-programmer:no device present` など、これに関する問題がある場合は、[よくある質問](ja/faq_build.md) を参照してください。
-
-#### DFU コマンド
-
-ファームウェアを DFU デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
-
-* `:dfu` - これが通常のオプションで、DFU デバイスが使用可能になるまで待機したのちファームウェアを書き込みます。5秒ごとに、DFU デバイスが存在するかチェックしています。
-* `:dfu-ee` - 通常の hex ファイルの代わりに `eep` ファイルを書き込みます。これを使用するのはまれです。
-* `:dfu-split-left` - デフォルトオプション (`:dfu`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「左側の」 EEPROM ファイルも書き込まれます。_これは、Elite C ベースの分割キーボードに最適です。_
-* `:dfu-split-right` - デフォルトオプション (`:dfu`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM ファイルも書き込まれます。_これは、Elite C ベースの分割キーボードに最適です。_
-
-
-### Caterina
-
-Arduino ボードとそれらのクローンの場合(たとえば SparkFun ProMicro)、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
-
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:avrdude
-
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev2 Lets Split のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
-
- make lets_split/rev2:xyverz:avrdude
-
-ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
-
-```
-Linking: .build/lets_split_rev2_xyverz.elf [OK]
-Creating load file for flashing: .build/lets_split_rev2_xyverz.hex [OK]
-Checking file size of lets_split_rev2_xyverz.hex [OK]
- * File size is fine - 27938/28672
-Detecting USB port, reset your controller now..............
-```
-
-この時点で、キーボードをリセットすると、スクリプトがブートローダを検出し、キーボードに書き込みます。出力は次のようになります。
-
-```
-Detected controller on USB port at /dev/ttyS15
-
-Connecting to programmer: .
-Found programmer: Id = "CATERIN"; type = S
- Software Version = 1.0; No Hardware Version given.
-Programmer supports auto addr increment.
-Programmer supports buffered memory access with buffersize=128 bytes.
-
-Programmer supports the following devices:
- Device code: 0x44
-
-avrdude.exe: AVR device initialized and ready to accept instructions
-
-Reading | ################################################## | 100% 0.00s
-
-avrdude.exe: Device signature = 0x1e9587 (probably m32u4)
-avrdude.exe: NOTE: "flash" memory has been specified, an erase cycle will be performed
- To disable this feature, specify the -D option.
-avrdude.exe: erasing chip
-avrdude.exe: reading input file "./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex"
-avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex auto detected as Intel Hex
-avrdude.exe: writing flash (27938 bytes):
-
-Writing | ################################################## | 100% 2.40s
-
-avrdude.exe: 27938 bytes of flash written
-avrdude.exe: verifying flash memory against ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex:
-avrdude.exe: load data flash data from input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex:
-avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex auto detected as Intel Hex
-avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex contains 27938 bytes
-avrdude.exe: reading on-chip flash data:
-
-Reading | ################################################## | 100% 0.43s
-
-avrdude.exe: verifying ...
-avrdude.exe: 27938 bytes of flash verified
-
-avrdude.exe: safemode: Fuses OK (E:CB, H:D8, L:FF)
-
-avrdude.exe done. Thank you.
-```
-うまくいかない時は、以下のようにする必要があるかもしれません。
-
- sudo make <my_keyboard>:<my_keymap>:avrdude
-
-
-#### Caterina コマンド
-
-ファームウェアを DFU デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
-
-* `:avrdude` - これが通常のオプションで、Caterina デバイスが(新しい COM ポートを検出して)使用可能になるまで待機し、ファームウェアを書き込みます。
-* `:avrdude-loop` - これは `:avrdude` と同じです。ただし書き込みが終了すると再び Caterina デバイスの書き込み待ちに戻ります。これは何台ものデバイスへの書き込みに便利です。_Control+C を押して、手動でこの繰り返しを終了させる必要があります。_
-* `:avrdude-split-left` - デフォルトオプション(`:avrdude`)と同様に通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「左側の」EEPROM ファイルもフラッシュされます。 _これは、Pro Micro ベースの分割キーボードに最適です。_
-* `:avrdude-split-right` - デフォルトオプション(`:avrdude`)と同様に通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM ファイルもフラッシュされます。 _これは、Pro Micro ベースの分割キーボードに最適です。_
-
-### HalfKay
-
-PJRC デバイス(Teensy シリーズ)の場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
-
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:teensy
-
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、Ergodox または Ergodox EZ のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
-
- make ergodox_ez:xyverz:teensy
-
-ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
-
-```
-Linking: .build/ergodox_ez_xyverz.elf [OK]
-Creating load file for flashing: .build/ergodox_ez_xyverz.hex [OK]
-Checking file size of ergodox_ez_xyverz.hex [OK]
- * File size is fine - 25584/32256
- Teensy Loader, Command Line, Version 2.1
-Read "./.build/ergodox_ez_xyverz.hex": 25584 bytes, 79.3% usage
-Waiting for Teensy device...
- (hint: press the reset button)
- ```
-
-この時点で、キーボードをリセットします。すると、次のような出力が表示されます。
-
- ```
- Found HalfKay Bootloader
-Read "./.build/ergodox_ez_xyverz.hex": 28532 bytes, 88.5% usage
-Programming............................................................................................................................................................................
-...................................................
-Booting
-```
-
-### STM32 (ARM)
-
-主な ARM ボード (Proton C, Planck Rev 6, Preonic Rev 3 を含む)の場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
-
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:dfu-util
-
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、Planck Revision 6 のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用し、(コンパイルが終わる前に)キーボードを再起動してブートローダを起動します:
-
- make planck/rev6:xyverz:dfu-util
-
-ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
-
-```
-Linking: .build/planck_rev6_xyverz.elf [OK]
-Creating binary load file for flashing: .build/planck_rev6_xyverz.bin [OK]
-Creating load file for flashing: .build/planck_rev6_xyverz.hex [OK]
-
-Size after:
- text data bss dec hex filename
- 0 41820 0 41820 a35c .build/planck_rev6_xyverz.hex
-
-Copying planck_rev6_xyverz.bin to qmk_firmware folder [OK]
-dfu-util 0.9
-
-Copyright 2005-2009 Weston Schmidt, Harald Welte and OpenMoko Inc.
-Copyright 2010-2016 Tormod Volden and Stefan Schmidt
-This program is Free Software and has ABSOLUTELY NO WARRANTY
-Please report bugs to http://sourceforge.net/p/dfu-util/tickets/
-
-Invalid DFU suffix signature
-A valid DFU suffix will be required in a future dfu-util release!!!
-Opening DFU capable USB device...
-ID 0483:df11
-Run-time device DFU version 011a
-Claiming USB DFU Interface...
-Setting Alternate Setting #0 ...
-Determining device status: state = dfuERROR, status = 10
-dfuERROR, clearing status
-Determining device status: state = dfuIDLE, status = 0
-dfuIDLE, continuing
-DFU mode device DFU version 011a
-Device returned transfer size 2048
-DfuSe interface name: "Internal Flash "
-Downloading to address = 0x08000000, size = 41824
-Download [=========================] 100% 41824 bytes
-Download done.
-File downloaded successfully
-Transitioning to dfuMANIFEST state
-```
-
-#### STM32 コマンド
-
-ファームウェアを STM32 デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
-
-* `:dfu-util` - STM32 デバイスに書き込むためのデフォルトコマンドで、STM32 ブートローダが見つかるまで待機します。
-* `:dfu-util-split-left` - デフォルトのオプション (`:dfu-util`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。 ただし、分割キーボードの「左側の」EEPROM の設定も行われます。
-* `:dfu-util-split-right` - デフォルトのオプション (`:dfu-util`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。 ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM の設定も行われます。
-* `:st-link-cli` - dfu-util ではなく、ST-LINK の CLI ユーティリティを介してファームウェアを書き込めます。
-
-### BootloadHID
-
-Bootmapper Client(BMC)/bootloadHID/ATmega32A ベースのキーボードの場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
-
- make <my_keyboard>:<my_keymap>:bootloaderHID
-
-たとえば、キーマップの名前が xyverz で、jj40 のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
-
- make jj40:xyverz:bootloaderHID
-
-ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
-
-```
-Linking: .build/jj40_default.elf [OK]
-Creating load file for flashing: .build/jj40_default.hex [OK]
-Copying jj40_default.hex to qmk_firmware folder [OK]
-Checking file size of jj40_default.hex [OK]
- * The firmware size is fine - 21920/28672 (6752 bytes free)
-```
-
-ここまでくると、ビルドスクリプトは5秒ごとに DFU ブートローダを探します。
-デバイスが見つかるか、あなたがキャンセルするまで、以下を繰り返します。
-
-```
-Error opening HIDBoot device: The specified device was not found
-Trying again in 5s.
-```
-
-これを実行したら、コントローラーをリセットする必要があります。
-そして下のような出力が表示されます。
-
-```
-Page size = 128 (0x80)
-Device size = 32768 (0x8000); 30720 bytes remaining
-Uploading 22016 (0x5600) bytes starting at 0 (0x0)
-0x05580 ... 0x05600
-```
+この場合、あなたは明示的にブートローダを指定する方法を使わなければなりません。詳細は、[ファームウェアのフラッシュ](ja/flashing.md) ガイドを参照してください。
## テストしましょう!
おめでとうございます! カスタムファームウェアがキーボードにプログラムされました!
使ってみて、すべてがあなたの望むように動作するかどうか確認してください。
-この初心者ガイドを完全なものにするために [テストとデバッグ](ja/newbs_testing_debugging.md) を書いたので、カスタム機能のトラブルシューティング方法については、こちらをご覧ください。
+この初心者ガイドを完全なものにするために [テストとデバッグ](ja/newbs_testing_debugging.md) を書いたので、ファームウェアの検証とカスタム機能のトラブルシューティング方法について学ぶには、こちらをご覧ください。